まだ子犬の段階なら、まずは口の中に人間の手が入っても抵抗がないように慣らしていきます。成犬の場合は、子犬よりは時間がかかると思いますが、口の中に指を入れたりして慣らしていきます。

通常、犬は歯みがきを喜びません。習慣化させるためにも、まずは慣れさせることから始め、最初のうちは歯みがきをすると嬉しいことがあるんだ、というふうにご褒美を用意するのも良いです。

慣れさせるうちは、綿花に犬用歯磨き粉をつけて指先で磨きます。慣れてきたら、人間の子供用の歯ブラシを使ってみがきます。

何度もいいますが、嫌がる犬に無理強いすると、のちのちまで歯みがき嫌いになってしまう可能性があるので、まずは慣らすことから始めます。はじめのうちは歯みがき粉もつける必要もなく、歯磨きをしなくても良いと思います。

あと、犬が歯周病などの病気になっている場合には必ずかかりつけの医師に相談されてください。

犬のむだ毛カットは、本格的なことはプロのトリマー(グルマー)さんにお任せしたほうが良いのですが、足先の毛やお尻周りの毛をカットするくらいなら、それほど専門技術は必要ありません。

とはいっても専門技術が必要ないというのは、毛を少し短くカットするという意味であって、美容的に「かっこいい」とか「かわいい」カットができるという意味ではありません。

さて、まずはよく切れるハサミを用意します。切れないハサミは逆に危険です。

切り方は、両方の刃で真ん中あたりを切るのではなく、片方の刃をもう片方の歯に向かって切る、という感じです。つまり、切りたい部分で切ってはいけない場所側に刃を固定します。

たとえば、足先の場合、肉球を切ってはいけないので肉球側に刃を固定させます。固定した刃に向かって、肉球を傷つけないように気をつけながら、もう片方の刃を動かしていきます。

なお、肌を傷つけてしまいそうだな、と少しでも不安なときは、カットに関しては犬の美容室に連れて行ってあげたほうが無難かもしれません。

犬の爪切り

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犬は本来、爪切りは必要ありませんでした。現在も、外で飼われていて散歩も十分なされている場合には、自然に地面で爪が削られるため爪切りは必要ではないかと思います。

しかし、多くの室内犬は散歩量も少なくなりがちで自然に爪が削られる機会が減りました。通常、犬の美容室などでトリミング(グルーミング)してもらうと、ケアーの一環としてトリマー(グルマー)さんが爪を切ってくれます。

しかし、諸事情により犬の美容室に愛犬を連れていってあげることができない場合は、飼い主さんが切ってあげたいものです。爪を切らずに伸ばるままに放置すると、2つの心配があります。

1つは、爪が長くなり肉球ではなく爪先で歩くことで関節を痛める心配です。もう1つは、巻き爪になって肉球を傷つける心配です。

では、犬の爪切りは難しいのでしょうか?犬の爪切りは苦手だという方も少なくありません。実は、基本を知ってしまえばそれほど難しくはありません。実際、キャリアの長いプロのトリマーさんでも、時々は深爪してさせてしまいお客さん(飼い主さん)に謝ることもあるそうです。

深爪(出血)が怖い、という飼い主さんが多いと思います。

つまり、深爪する可能性のないほど、爪の先っちょ部分、数ミリしか切らなければ良いのです。長期間、爪切りをしなかった子(犬のこと)は、爪先まで血管が伸びてきてしまい爪を標準通りきっただけで出血するケースもありますが、数ミリ程度なら通常のケースでは出血はありません。

ただし、これは犬の美容室にしばらくいけなかった場合の応急処置です。もし、長期間、犬の美容室に連れて行かない場合にはきちんと切ってあげないと、逆に大きなケガを招いてしまいかねません。

なお、深爪などの理由で出血させてしまった場合には、血止めの薬品も売られていますので使ってあげましょう。

愛犬のケアーには準備が必要です。爪切りや歯磨きセットなどの道具を揃えること以外に、ケアーしてもらう犬側の準備です。

つまり、ケアー自体に慣れてもらうことです。歯磨きなら、口の中に人の手が入ることに慣れさせ、爪切りなら爪を切ることになれさせます。

つまり、初めから無理強いではのちのちも犬は嫌がります。まして、はじめての爪切りで失敗してしまった場合は、慣れさせるのに多少時間がかかってしまうかもしれません。

はじめは慣れさせることからスタートする、これが一番大切な準備です。

愛犬のケアーとは

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愛犬のケアーというのは、シャンプーやカットのことばかりではなく、爪切りやブラッシング、歯磨きといった日常のケアーのことです。

愛犬のケアーをすることで、早期発見や病気の悪化を未然に防げたり、信頼関係を構築できたりします。犬のしつけには信頼関係が必要ですからケアーはしつけの意味からも重要な価値があります。


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